NHK Eテレ「世界の哲学者に人生相談」第4回「働くってなに?」
第4回「働くってなに?」
「仕事は雑務ばかり 価値ややりがいが感じられない」Aさん(29歳男性)
肉体労働者をしながら思考を追求した20世紀アメリカの哲学者 エリック・ホッファー(1902-1983)の考えが紹介される.
ホッファーは49歳を過ぎてThe True Believer: Thoughts on the Nature of Mass Movements (Perennial Classics)がベストセラーになり,教授の誘いを受けながらも沖仲士(おきなかし)の仕事を一生涯続け,働くことの意味を書き溜めていった.
ホッファーは,
我々は「仕事が意義あるものである」と言う考えを捨てなければならない
仕事にとって大切なことは「自由」「運動」「閑暇」「収入」この4つの"適度な調和"である
と言う.
ゲストのお悩みは益若つばささんの
「「面倒くさい」と言う若者になんて言えばいい?」
モンテーニュは,
世界を経験させよ そして 欲望と興味をわかせよ
ハイデガーは,
生の有限性を意識すれば輝ける
と言う.