kindle,NOOKのデザインの理由
上記の本に,kindle,NOOK(ともに1st model *以下略)のプロダクトデザインの理由が書かれていたので個人的にメモ
kindle 開発時,プロダクトデザインが世界的なデザイン事務所,ペンタグラムのサンフランシスコオフィスに発注される.
ペンタグラムのパートナー,ロバート・ブルナーは部下のトム・ホブスとサイモン・ホワイトホーンのふたりをAmazon案件の担当とする.
ペンタグラムは物理キーボードは不必要と考えたが,Amazon CEO ジェフ・ベゾスは書籍の検索,メモ書きがしやすいように物理キーボードは必要とした.
そのため,ペンタグラムは細長いボタンをデザインする.
kindleのデザインは,2006年半ばまでペンタグラムが担当,その後はラボ126(当時のAmazon kindle開発センター)がデザイナーを用意して社内に引き取った.
NOOK
バーンズ&ノーブルもNOOKのデザイナーとして,ロバート・ブルナーを雇う.
上記の様に,Kindleのデザイン時に物理キーボードは不必要と考えていたため,NOOKではタッチ式コントロールパッドが採用された.キャッチフレーズは「本にボタンはありません」であった.