シンギュラリティを生きるヒトの過渡期について
カーツワイルは特異点が21世紀末までに起きると確信しており、その時期を2045年としている(カーツワイル、2005年)それは例えば,死が必然ではなくなったりする,と言うこと.
無くなった友人に涙している人を見て思ったのだが,
ヒトは,本当に死を免れたいのか?
死が必然な現在の場合,周りの友人がだんだんと亡くなっていけば,自分だけ長生きしたいという欲は薄れていくのではないだろうか?
しかし,特異点を過ぎ,周りの友人の多くが亡くならなければ,長生きは欲ではなくなり,現在の平均寿命のように当たり前になるかもしれない.逆に死にたいという欲求が強くなるかもしれないが.
2045年に特異点をむかえると仮定するならば,1980~2000年生まれ位がその過渡期にいるのではないだろうか.
- 作者: エリザベスキューブラー・ロス,Elisabeth K¨ubler‐Ross,鈴木晶
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2001/01
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