設計によるセレンディピティ

"The most powerful force in the universe is compound interest."

2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

停止問題の決定不能性

停止問題が計算できない = 停止問題を解くプログラムが作れないということ = 不完全性定理 これを,停止問題の決定不能性という. xは,判定したいチューリング・マシンのことで,A(x)のテープに,xのプログラムとして入力するという意味. このとき, A(x):{xが無…

機械学習(自然言語処理)独習のために身に付けておきたいコト

全くのド素人の私用メモです. オススメの勉強法やテキスト,資料等がありましたらコメントいただけたら嬉しいです. 機械学習を仕事にしている友人から教わった勉強法とアドバイス コーセラの機械学習の動画 Machine Learning by Stanford University は,わか…

7/12 『深層学習』から学んだこと

1.1.2 autoencoder (自己符号化器) 入力に対し計算される出力が,入力になるべく近くなるように訓練されるニューラルネット. 2.1 feedforward neural network : FFNN (順伝播型ニューラルネットワーク) 層状に並べたユニットが隣接層間でのみ結合した構造を持…

7/10 学んだこと

ナノ炭素素材,ナノ炭素物質 について 炭素を100万分の1ミリ、1ナノメートル単位で配列を整えた素材. カーボンナノチューブは鋼の10倍の強度 ダイヤモンドに代表される炭素原子同士の結合は非常に強いため,きれいな配列のものが作れれば高性能を発揮できる.…

7/9日 深層学習と,『方法序説』から学んだこと

深層学習の略語表記 NN : Neural Network DNN : Deep Neural Network CNN : Convolutional Neural Network RNN : Recurrent Neural Network LSTM : Long Short-Term Memory deep learning (深層学習)の手法は人工知能研究の初期からあるニューラルネットの一…

7/8日『方法序説ほか』から学んだこと

ただひとり闇の中を歩む者のようにゆっくりと行こう,すべてに細心の注意をはらおう,と決心した. そうすれば,たとえ少ししか進めなくとも,せめて倒れることだけはまぬがれるだろう,と考えた. 理性に導かれずに前から私の信念の中へはいりこんでいた意見のどれ…

7/7日『なっとくする数学の証明』から学んだこと

1対1対応とは 考えているもの同士の間にペアを作るというアイデア 一次元のオイラー・ポアンカレの定理の考え方は,位相幾何学(トポロジー)という現代幾何学の中で発展的に展開され,高次元のオイラー・ポアンカレの定理という見事な定理を生むことになった. …

7/6日『方法序説ほか』から学んだこと

我々の誤謬はいかにして起こるか. デカルトの考えでは, 誤謬は物事を明晰判明に認知しないうちに,早まって肯定否定の判断を下すことから起こる. 誤謬は速断から起こるのである. ものを認知するのは知性であり,判断を下すの意志である. 人間の知性は有限であ…

7/5日『なっとくする数学の証明』から学んだこと

記号論理学では真偽の定まった言明を命題と言う. 命題とは真か偽かの2つの値しか取らない変数だと考える. このとき命題の事を命題変数ともいう. 「ならば」が,私たちの常識とは少しズレている理由 個別の命題の真偽について私たちが持っている様々な情報が,…

7/3日,『数学の言葉で世界を見たら』から学んだこと

複素数の表示 実数の世界では,1はどんな数を掛けてもその数になるので,掛け算の単位と呼ばれる. 数の概念を複素数に拡張すると,2乗して -1 になる数(0,1)が登場する. これを虚数単位と呼び,iという記号で表す.つまり, i = (0,1) = √-1. 複素数は (a,b) = (a,…

7/1日,『数学の言葉で世界を見たら』から学んだこと

複素数 デカルト座標では,2次元平面状の点を指定するのに,2つの実数の組(a,b)を使う. 2つの実数を組み合わせたものなので, 「複数の要素を組み合わせたもの」という意味で 複素数と呼ぶ. 参考文献 1) 大栗 博司:『数学の言葉で世界を見たら』幻冬舎, 2015. …