数学ド素人が独学する際のノウハウ
この記事はQiita 数学 Advent Calendar 2015の1日目の記事です.
独学しながら考えた事,気づいた事
- 自分が知りたいコト,身につけたい力を明確にして,広い数学の世界で迷子にならないように気をつける.
- 大学の研究室のサイトからも,学び方のヒントが得られる.
- ブログやウィキペディア,大学の講義で使われるpdfなどのwebの情報はハマりやすく,時間を浪費するので,数学に関しては本を手元に置き,丁寧に進めることが結局は効率的と悟った.
- 電子書籍よりも書き込みが出来る書籍が便利.
本の選び方
- 自分に適した大学のシラバスを見て,数学科等の参考書,テキストを参考にする.
- 1で得た情報をたよりに,本屋や図書館で内容を吟味する.
- 基本的には状態が良ければ中古で十分なので,amazon を多用した. 以前の持ち主の"書き込み"は情報であり,面白い.
本の読み方
時間が許せば,一つ一つ丁寧に数式を書いていくべき.
思ってもいなかったところで発見があることもしばしばで,理解が深まる.
上記の方法で今年厳選して,買った本,読んだ本,使った本
無知な分野を調べる際と,気分転換に.
パラパラ見ているだけで,数学に興味がある人ならば自然に勉強になるのだと思う.
疑問があれば,とりあえずこの辞典を引く.
分野の関連に気付く事ができるという辞典ならではのメリットがある.
最初は,予備知識として必要な数学が説明されている本が良いと考え,難しくなく理解できる本を読んだ.
集合
現在活躍されている集合論の教授達はこの本で勉強したとのこと.
論理
ゲーデルの不完全性定理が論理を学ぶ際に必要になったので再読した. 初学者には適している.
述語論理に興味を持ち,図書館で検索したらこのラノベが出てきた. 想像していた以上には論理について学べ楽しめた.
論理についてのコミック.
フレーゲ,ラッセル,ウィトゲンシュタイン,ゲーデル,チューリング,フォン・ノイマン etc... 数学,論理学,哲学,計算機科学 の繋がりが見えてくる.
etc
http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/math/index.htmlwww.nhk.or.jp
NHKで放送されていて知った.
飯高茂先生のレビューで興味を持ち読了. 数学科の生活が垣間見れて面白い.
3巻から数学の話題が減るらしいので2巻まで読んだ.
youtube
数学とともに,英語の勉強も出来るのでオススメ.